こんにちは。達人です。
まずは、ちょっとしたお知らせです。
現在発売中のAQUA LIFE 7月号に私の記事が載っています。(P57~)

テーマは、
第82回 アクアリウム歴史読本 歴史を作った水草 その1です。
テーマは水草の歴史に関することですね。
私も良いのか悪いのか長いこと業界に関わって、ついに水草の歴史に関することまで語っていることを若い頃は想像もしていませんでした。
おもしろい記事かどうかは別にして、手元に本がある方、興味のある方は読んでみて下さい。
また、当店にて、昔の水草のことなど、ちょっと違った方向で興味がある方はお気軽にお尋ね下さい。
さて、余談はここまでとして、
前回のラトナギリ ミズハコベのコラムの続きです。
前回まで、照明やCO2添加、底床などに関して語りました。
今回は、ラトナギリ ミズハコベを育成し増殖させていく上で
重要な要素であるカットについて語ります。
ラトナギリ ミズハコベを水槽へ導入して、環境が整っていると下記の画像のように

こんもりと群体のように葉同士が重なりあって拡がっていきます。
前回で、水換えの際に少し書いていましたが、ラトナギリ ミズハコベがやや気難しいとも言われる所以は
急激な変化に弱いということで、
この水草をカットをする時にも、このことを気をつける必要があります。
そういった意味で、いわゆるピンチカットはあまりおすすめできません。
ラトナギリ ミズハコベは増殖スピードが速いとはいえず、前景草として考えた時にじれったい思いをすることもあるかもしれません。
増殖スピードは色々な環境要因によりますが、なるべく速く、また見た目がキレイに…と考えた上で一つの方法が、
水槽に導入してから、葉同士が重なりあってきて、あまりこんもりと過密になる前に、わき芽が伸展したところで、まめにカットして他の場所に植えて増殖していくといいでしょう。一気にトリミングしないことで、急な刺激を与えないことと、あまりこんもり過密になってからでは、下の葉に光が行き届かなかったり…という弊害があるため、まめにカットしてあげると上手くいきやすいです。(程よくではありますが…)
一旦、コツを掴んでしまえば、ラトナギリ ミズハコベは増殖スピードは遅めなものの、比較的楽です。
植え込む時のピンセットは以前にも紹介したGEX社 水草一番ピンセット20が植えやすく、
低めの水草を奥の方まで植え込んで奥行感たっぷりのレイアウトが完成すると思います。
以上、ラトナギリ ミズハコベについて私が感じたことをザックリですが語ってきました。
当店のお客様の多くから好評いただいている水草で、おすすめです。色々なシーンがありますので、当店に来店の際などお気軽にご相談下さい。
さて、次回のテーマはリクエスト及び当店のお客様からも相談を受ける機会が多い、
「コケ対策」に関して語ります。
近日中に…
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今から楽しみです^^)ノ